廃棄物の減容化

重金属汚染土壌洗浄処理
CSCS CONTAMINATED SOIL CLEANING SYSTEM

掘削した汚染土壌に水を加え解泥・洗浄したのち、健常土として埋め戻しに使用できる礫・砂分と、汚染物質が付着しているシルト粘土を脱水した脱水ケーキに分ける土壌浄化工法です。

掘削した汚染土壌から
再利用可能な
砂礫を取り出します

配置(例)

洗浄・分級処理フロー図

重金属汚染排水濃縮処理
MF MUD FLOCKER

不要になった泥水に凝集剤を添加撹拌し土粒子を大きく凝集させたフロックと水とに分離させます。
フロックは沈殿させスクレーパーで掻き揚げて取り出しメッシュタンクで脱水し、上澄水はPH処理した後放流します。廃棄物を減容化する環境にやさしい装置です。

不要になった泥水を
濃縮分離処理し減容化する
環境にやさしい装置です

泥水処理(濃縮)フロー図

水中サンドポンプで送られてきた泥水に配管内で凝集剤を添加しラインミキサーにて撹拌し土粒子を大きく凝集させたフロックと水とに分離させます。
フロックは沈殿させスクレーパーで掻き揚げて取り出しメッシュタンクで脱水し、上澄水はPH処理した後放流します。処理流量は流量計で表示・積算されます。

水中サンドポンプで送られてきた泥水に配管内で凝集剤を添加しラインミキサーにて撹拌し土粒子を大きく凝集させたフロックと水とに分離させます。
フロックは沈殿させスクレーパーで掻き揚げて取り出しメッシュタンクで脱水し、上澄水はPH処理した後放流します。処理流量は流量計で表示・積算されます。

焼却灰不溶化処理
CTMP-I COMPACT TOMOHIRO MIXING PLANT-TYPE-I

焼却灰に含まれる重金属(鉛・水銀等)不溶化処理プラント

焼却灰に所定量の不溶化剤を計量添加撹拌し不溶化する技術。
汚染物質を不溶化して環境負荷の低減を図ります。

CDMP-Iの特長

バッチ式処理のため配合変更が容易です。
バッチ式処理のため撹拌時間が自由に設定
できます。
強制二軸ミキサーを搭載し強力な撹拌力で
不溶化剤を練りこみます。
各部がユニット化されており組立解体が容易です。
細部まで防塵対策を行い粉じんを最小限に抑えることができます。
不溶化剤は紛体タイプ・溶液タイプいずれも計量添加できます。

不溶化処理フローイメージ

ベルトフィーダーに汚染土を供給します。

不溶化剤を計量添加します。

強制二軸ミキサーで強力撹拌します。

不溶化処理土はフレコンバックに排出します。

不溶化処理フロー詳細

配置例及び仕様

処理能力

廃棄物混入土砂のゴミ選別洗浄処理
TMMW TREATMENT METHOD OF MIXED WASTE

集中監視システム

ゴミの選別処理

1 粗選別工 廃棄物混入土砂に改質剤を加えトロンメルバケットにより150㎜以上の粗雑物を分級します。

2 磁選機で鉄ものを排出した後、振動スクリーンにより100㎜以上の粗雑物を分級します。

3 改質剤二次添加・養生による水分調整工

4 振動スクリーンにより80㎜→40㎜→30㎜の分級を行います。

洗浄処理

1 水を加え二軸パドルミキサーにて解泥します。

2 振動スクリーンにより5㎜の分級を行います。

3 サイクロンスクリーンにより74㎛の分級を行います。

4 サイクロンスクリーンにより排出された砂をスパイラル分級機にてすすぎ洗いします。

5 洗浄された砂は検査結果を待つため仮置きされます。

6 洗浄排水は濁水処理機にて凝集沈殿処理し上水は洗浄水として再使用します。

7 沈殿フロックはフィルタープレスにて脱水処理されます。

手選別処理

分級したゴミ類は手選別されます。

CBモルタル壁
CCB CONTINUOUS WALLS USING CEMENT BENTONITE MORTAR

CCB工法「特許取得・実証実験計画中」

建設汚泥の発生を抑制した
環境にやさしい工法

建設汚(廃棄泥水)の激減

本工法では溝壁保護の為使用したベントナイト安定液を壁体材料として使用するためバケット掘削機使用の場合、廃棄泥水は基本的には施工時の洗浄水と最終エレメントの初期練CBモルタル用ベントナイト安定液容量(5㎥程度)とセメント容量(使用量ton/3.04真比重)の合計となります。

工期短縮

このように高い品質を確保できる反面、従来の工法では溝内を満たす安定液の貯留タンク等の設置スペースが必要でありその用地が得られない場合施工できないという問題点もありました。
そこで本工法はベントナイト安定液を壁体材料として使用することにより、安定液プラント占有スペースをコンパクトにすることによって従来施工できなかった敷地面積でも連壁掘削機を使用した土止め・止水壁の施工を可能にした工法です。 また、安定液プラントスペースが小さくなることにより施工掘削機台数を増やすことができ施工工期の短縮につながります。

建設汚泥の発生を抑制した
環境にやさしい工法

壁体品質

CBモルタルはバッチ式ミキサーでベントナイト安定液・セメント・ブリージング抑制剤を混合撹拌し製造します。CBモルタル連続打設・撹拌システムを使用し壁体材料CBモルタルをコンクリートポンプで圧送置換するとともに撹拌することによって置換不良の可能性を無くし確実な壁体を形成します。打設終了後にはターニング撹拌を行いより良い品質に仕上げます。

掘削精度

建設工事において高い品質を要求される場合に採用される土留め・止水壁工法として鉄筋コンクリートの地中連続壁工法(RC連壁工法)、H形鋼を芯材に用いた掘削土再利用連壁(CRM工法)等があります。これらの工法は矩形の溝を掘削する掘削機(連壁掘削機)を使用して地中を掘削するとともに崩壊防止のために安定液を溝内に満たし掘削します。
掘削した溝の状態は超音波溝壁測定器で確認できるため出来形の管理が施工中に可能です。不良が確認された場合、修正掘削等を行うことにより高い施工精度が得られ水密性の高い地中連続壁が得られます。 CCB工法も同様の掘削システムを採用することにより、高い掘削精度が得られます。

施行フロー(特許取得)

CCB工法施工概要図